ココの50年の50音

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手話と専門性

こんにちは。
ココです。

 

先日珍しくテレビを観ていました。

NHKの手話の番組でした。

 

ココは手話の勉強を20年以上しているので、手話が目に入ると見入ってしまいます。

 

手話とはどういうものなのか。
まだまだ認知度が低いと感じます。

 

「手話って手で話してるだけだと思っていたけど、顔の表情や身体の向きとかも使ってるって、初めて知りました」

 

「もっと手話で話す人と触れ合いたい」

 

と出演している方々は話していましたが、その中に聞こえない人は出演していませんでした。

 

そして、その番組中はワイプで手話通訳が付いていましたが、番組が変わるとなくなりました。

 

ココが手話に思い入れがあるからだとは思いますが、ホントに違和感があります。

 

せめてNHK
ずっと手話通訳が付いていてほしい
って思っています。

 

参議院選もあり、政見放送が入って手話通訳が付いていますが、候補者はみんな早口で、通訳者が追いついていないんです。

 

時間制限もあるのでしょうけど、せっかく伝えたいことを話しているのに、通訳された手話は
「頑張ります」
だけという場面が多いんです。
手話がわかって見ているココは残念に思うし、きっと通訳者さん本人ももどかしい思いをされているのでは、と思います。

 

ココが先日観た番組は、最後に
手話通訳者の専門性
について話していました。

言語学の知識が豊富」
「スポーツに詳しい」
という個人の得意分野の通訳ができるように、通訳者の専門性を活かせるようになったらいいね、というお話でした。

 

それも素晴らしいことだと思いますが、そもそも手話通訳者が少ないので、手話通訳者の専門性よりも取り組むべき問題がある気がします。

 

手話通訳士
という資格がありますが、試験がホントに難しいんです。

この資格を持っているのに、給与に反映されないことも多いんです。

役所の福祉課等に所属される通訳士が多いですが、身分保障はされていません。


試験が難しい
資格をとっても身分が保障されない


これでは「なりて」が育たないですよね。

 

今日はちょっとマジメなお話になりました。

 

手話に興味が出た方は、ぜひ「ハクナ」の配信に来てください。
時々手話でお話しています。

 

では、また。

kiss kiss bye❤️

ココ

 

今日のBGMは
The Gospellersの新しいアルバム
「Works2」
でした。