こんにちは。
ココです。
先日珍しくテレビを観ていました。
NHKの手話の番組でした。
ココは手話の勉強を20年以上しているので、手話が目に入ると見入ってしまいます。
手話とはどういうものなのか。
まだまだ認知度が低いと感じます。
「手話って手で話してるだけだと思っていたけど、顔の表情や身体の向きとかも使ってるって、初めて知りました」
「もっと手話で話す人と触れ合いたい」
と出演している方々は話していましたが、その中に聞こえない人は出演していませんでした。
そして、その番組中はワイプで手話通訳が付いていましたが、番組が変わるとなくなりました。
ココが手話に思い入れがあるからだとは思いますが、ホントに違和感があります。
せめてNHKは
ずっと手話通訳が付いていてほしい
って思っています。
参議院選もあり、政見放送が入って手話通訳が付いていますが、候補者はみんな早口で、通訳者が追いついていないんです。
時間制限もあるのでしょうけど、せっかく伝えたいことを話しているのに、通訳された手話は
「頑張ります」
だけという場面が多いんです。
手話がわかって見ているココは残念に思うし、きっと通訳者さん本人ももどかしい思いをされているのでは、と思います。
ココが先日観た番組は、最後に
手話通訳者の専門性
について話していました。
「言語学の知識が豊富」
「スポーツに詳しい」
という個人の得意分野の通訳ができるように、通訳者の専門性を活かせるようになったらいいね、というお話でした。
それも素晴らしいことだと思いますが、そもそも手話通訳者が少ないので、手話通訳者の専門性よりも取り組むべき問題がある気がします。
手話通訳士
という資格がありますが、試験がホントに難しいんです。
この資格を持っているのに、給与に反映されないことも多いんです。
役所の福祉課等に所属される通訳士が多いですが、身分保障はされていません。
試験が難しい
資格をとっても身分が保障されない
これでは「なりて」が育たないですよね。
今日はちょっとマジメなお話になりました。
手話に興味が出た方は、ぜひ「ハクナ」の配信に来てください。
時々手話でお話しています。
では、また。
kiss kiss bye❤️
ココ
今日のBGMは
The Gospellersの新しいアルバム
「Works2」
でした。